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浄法寺塗(岩手の伝統工芸品漆器)

浄法寺塗(岩手の伝統工芸品漆器)

浄法寺塗は、岩手県で作られる漆器であり、昭和60年には伝統工芸品に指定されました。
浄法寺塗は、約1200年前の奈良時代神亀5年(728年)、八葉山天台寺(名誉住職:瀬戸内寂聴)の僧侶が自家用の什器を作ったのが始まりとされています。漆器とともに塗りの技術も地元に広げ、「御山御器(おやまごき)」の名で、庶民の通常使用される飯椀、汁碗、皿として生活に浸透していきました。
浄法寺町(現:岩手県二戸市)で採取される漆は「浄法寺漆」と呼ばれ、とても良質とされています。
浄法寺塗の特徴として、そのほとんどが、無地の本朱、黒、溜色による光沢を抑えた単色であり、飽きのこない柔らかな艶の質感に仕上がっています。また、毎日使うことにより、より美しい艶が出てきます。